世界遺産とは、文化財や自然環境など、世界中にある人類の宝といわれるものを後世、次世代にまで残していき、その存在意義を知ってもらう取り組みのことです。歴史の重さや、自然の美しさ、決して人間の手で犯してはならないものたちを残すことで、共通の保護意識を持ってもらいたいという思いが込められています。
これまでの調査でcさんは、いたずらに世界遺産に住んでみたいという気持ちは捨てようと思いました。居住可能な場所はあるし、その近くになら住める場所もありました。しかし、それらに住むのには、それを守り、次に伝えていく使命を帯びた人間でないといけないという気がしたのです。興味本位や好奇心だけで住んでみて、何も気持ちが動かないのであればどこに住んでも一緒だと思いました。世界が誇る人類、自然の遺産であるという意味を深く考え、それを損ねることのないように暮らさないといけない気がしたのです。今のCさんではまるで役不足だと思いました。また、世界遺産は認定されるまでがゴールではなく、それからそれを維持し、保護していくことに周辺の住民、自治体は尽力を注がないといけません。つまり、世界遺産認定をスタート地点にし、無限の未来というゴールに向けた守っていかなければならないのです。近年話題にされる環境問題や、いまだ世界中に残る紛争、それらがすべてなくなることはなく、人間が存在する限り、それは耐えることはないでしょう。でもそういった號を背負ってもなお、人間は守るべきもののために立ち上がらなければならない、そのために世界遺産はあるのだ、とCさんはそう思いました。
琉球王国の城の近くに住んでみる。
当時の環境がそのまま残る石見銀山。
知床は住むには難しいようです。
候補地、鎌倉には寺社仏閣が多くあります。
候補地、出雲大社の住宅事情。
候補地、埼玉、大阪の古墳群の住宅事情。
世界遺産の意義、見守り、保存を考える。